全国高等学校野球選手権 (2018)

今年の第100回全国高校野球選手権記念大会の決勝は、大阪桐蔭(北大阪)対金足農業(秋田)の対戦となった。この両チームは様々な点で対照的だった。まず、選手層の厚さが違った。金足農業は地方予選1回戦から甲子園決勝まで9人の固定メンバーだけで戦い、エースの吉田投手は地方大会5試合を完投、甲子園で881球を投げた。対する大阪桐蔭は3人のプロ注目投手を擁し、試合ごとに投手を使い分けた。こうした違いは、スコアの違いに現れた。金足農業は3回戦から準決勝までの3試合はすべて1点差の勝利(決勝までの5試合平均は2.0点差)だったのに対し、大阪桐蔭は全試合2点差以上で勝利(決勝までの5試合平均は4.4点差)していた。対照的な2校の対戦は大阪桐蔭が勝利し、史上初となる二度目の春夏連覇を遂げた。一方の金足農業は優勝を逃したものの、甲子園に「金農旋風」を巻き起こし、世間に強い印象を残した。

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2018年08月21日